1.3 冬から春への橋渡し。静謐な美しさを持つ「クリスマスローズ」

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うつむきがちに咲くクリスマスローズ

Tatiana Alex/istockphoto.com

まだ寒さの厳しい冬から3月ごろにかけて、うつむきがちにひっそりと花を咲かせるクリスマスローズ。「冬の貴婦人」とも称されるそのたたずまいは、凛とした気品にあふれています。

一重咲きから華やかな八重咲き、深みのあるダークカラーから繊細なグラデーションや模様(ピコティやスポット)まで、多様な表情を持つのも大きな特徴です。常緑性の多年草であるため、花が終わった後も緑の葉が空間を彩り、庭の景観を寂しくさせません。ただ、日本の高温多湿な夏は苦手で半休眠するため、夏場は風通しの良い日陰で少し乾燥気味に休ませてあげてくださいね。

落葉樹の株元など、明るい半日陰を好みます。夏場の直射日光や強い蒸れには少し注意が必要ですが、環境さえ合えば比較的育てやすく、年を重ねるごとに株が充実していく様子を楽しむことができます。なお、全草に毒性があるため、お手入れの際は手袋をし、ペットや小さなお子様が誤って口にしないよう置き場所に配慮してあげましょう。

※参考価格:800~2000円前後(3~5号鉢)

2. ローメンテで毎年美しい花が咲く「野趣あふれる多年草」この春お迎えしてみませんか

春の足音が聞こえ始めるいま。お庭やベランダの風景をぐっとお洒落にしてくれる多年草をご紹介しました。お気に入りの花は見つかりましたか?

植物を育てることは、決してハードルの高いものではありません。環境に合った丈夫な多年草を選べば、最小限のお手入れで毎年のように美しい花や葉を楽しむことができ、少しの手入れで毎年美しい姿を見せてくれ、お庭をセンス良く引き立ててくれますよ。

「そろそろ暖かくなってきたな」と感じたら、ぜひ気になったひと株をお迎えしてみてください。季節の移ろいを感じさせてくれる植物たちは、忙しい日常にふっと肩の力が抜けるような、豊かな時間をもたらしてくれるはずです。