4. 老後に向けた資産形成のポイント
75歳以上のシニアのリアルなお金事情を見て、老後に向けた資産準備を始めようと考えた方も多いのではないでしょうか。
これから資産形成を始めるのであれば、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 長期目線で運用を続ける
- 資産クラス・地域を分散させる
- NISA・iDeCoを活用する
それぞれのポイントを確認していきましょう。
4.1 長期目線で運用を続ける
資産運用・投資を始める際は、長期的に運用を続けることが大切です。
運用期間が長くなると「複利効果」が大きくなっていくためです。
複利効果とは、投資で得られる利益を再投資することでその利益が新たな利益を生み出す仕組みのことを指します。
年数を重ねるほど元本が膨らんでいき、生み出される利益は大きくなっていきます。
老後までじっくりと運用を続け、複利効果の利点を活かしながら効率良く資産を増やしていくと良いでしょう。
4.2 資産クラス・地域を分散させる
資産クラスとは、株式や債券、金といった資産の種類のことを指します。
投資・資産運用を行う際は、資産クラス・地域を分散させることが大切です。
例えば日本株ばかりに投資していた場合、日本の株式市場が下落したときに大きな損失を抱えてしまいます。
しかし、国内外の株式や債券、金などに広く投資していれば、日本の株式市場が下落してもダメージは限定的です。
ほかの投資先でリターンが出ていれば、日本株の損失を相殺できる可能性もあります。
多様な資産クラス・地域に分散投資を行い、堅実に資産を運用していきましょう。
4.3 NISA・iDeCoを活用する
NISA・iDeCoといった税制優遇制度を活用した運用もポイントとして挙げられます。
いずれも税金の負担を軽減しながら資産を運用できるため、効率良く老後資金を準備できます。
NISAは、年間一定枠までの投資で得られる利益がすべて非課税になる制度です。
非課税期間は無期限となっており、老後まで運用を続けても利益に税金はかかりません。
iDeCoは、任意で加入して公的年金に上乗せする「私的年金」の一種です。
「掛金は全額所得控除」「運用益が非課税で再投資」「受取時にも控除が適用される」といった利点があります。
どちらも老後資金の準備に適した制度であるため、上手く活用してみましょう。