共働き世帯が増えている現在では、「女性も仕事を」という声もよく耳にするようになりました。その一方、「家事や育児は女性がするもの」というイメージもまだまだ根付いています。
家事と育児に加え、仕事の負担も背負っている女性たちはどのような状況なのでしょうか。板挟み状態に苦しむ彼女たちの悩みに迫りました。
価値観は人それぞれ
女性に対する周囲の考えはさまざまですが、ママたち本人はどう考えているのでしょうか。実際に子育てをしている女性から、仕事に対する意見をうかがいました。
・「平日は保育園を利用して働き、休日は子どもとの時間を過ごしています。これが自分に1番合った生活でした」
・「専業主婦になる予定が、すぐに復職。産後に『自分には向いてないな』と気がついたからです」
・「育児も仕事もしたいので、フリーランスを選びました」
・「子どもが小さい頃に準備しておき、起業しました」
・「家族を支えたい気持ちが強いので専業主婦です」
ご覧のように、同じママでも仕事に対する考え方には大きな差があります。もちろん、これらの考え方に正解・不正解はありません。
自分に合った生活スタイルは、自分が一番分かっているはず。他人が「こうするべき」と首を突っ込むことではないのです。自分の価値観を大切にして、ご自身が「こうしたい」と感じた選択肢を選びましょう。
専業主婦の本音は?
「専業主婦が羨ましい」「専業主婦は育児と家事に専念できていいな」という意見も聞きますが、実際のところ専業主婦は現状に満足しているのでしょうか。