同じ金額であっても「いいお金の使い方だった」と思えることもあれば、「こんなに使わなければよかった」と後悔するときもありますよね。自分にとって思うようなプラス効果がもたらされなかったり、それだけのお金を払う価値がなかったと感じるケースは意外とあるものですし、逆に、使ってよかったと思えることもあるでしょう。

そこで今回は、アラサー女性5人が考える「お金を使ってよかったこと・もの」と「お金を使って後悔したこと・もの」をご紹介します。

よかったもの:大学の公開講座

証券会社勤務のAさんは、大学の公開講座へ通っていました。忙しい仕事の合間を縫って、夜間と土日にキャンパスへ行き、学生の頃と同じように教室で先生の話を聞きながら授業を受けます。Aさんが受けていたのは英語の授業でした。

そこには、彼女と同じように熱心に授業を受ける社会人がたくさんおり、とてもモチベーションが上がったと言います。普段は社会人をしている彼らは、自分が大学生の頃の友人たちよりもよっぽど熱心で、ポジティブで、貪欲に知識や教養を得ようとしていたのだそう。

その公開講座の受講料はそれほど高くはなく、彼女は1年間通って英語に対する抵抗がなくなっただけでなく、自分からどんどん勉強しようと思うようになり、いまでは勉強するのがクセのようになっていると言います。

また、その経験があったからこそ、語学以外のさまざまな資格にもチャレンジしようと思えるし、どんなことでも身につけられるのだという自信がついたと言います。「自分の頭脳とメンタルを鍛えるのに最適で、とても有意義なお金の使い方」だと話してくれました。

よかったこと:歯列矯正

医療業界で働く女性Bさんは、歯列矯正をして本当によかったと語ります。彼女の職場は歯科ではありませんが、医療系であることもあり、歯列矯正や医療脱毛などの話題が日常茶飯事で、それぞれ医療のプロとして働く人たちが意見交換をするのだと言います。そんな中で彼女が心惹かれたのは歯列矯正。昔から歯並びが悪くコンプレックスだったのだそうです。

体質にもよりますが、Bさんの場合は1年ほどで歯列矯正が終わり、あとは寝るときにリテーナー(保定装置)をつけるだけという状態になったと言います。彼女の歯並びを見せてもらいましたが、本当にきれいに整っていて笑顔も映えます。「歯列矯正して本当によかった。お金をかけたことに後悔は1ミリもない」と笑います。

よかったこと:エステと脱毛

また別の医療の職場で働くCさんは、エステと脱毛にお金を使ったことがよかったと言います。彼女の場合は夜勤がある職場で、どうしても生活が不規則になりやすいために肌荒れが気になっていたのだそう。