小学生の長男、幼稚園生の次男、2歳の長女がいるわが家。先日、小児科で泣き続ける長女を次男が泣き止ませたとき、親よりも冷静なその態度に多くのことを学びました。
アンパンマンの人形をすべり台で滑らせる
先日、次男と長女を連れ、小児科へ行ったときのこと。院内にある滑り台を逆から登ろうとした長女。他の子が滑ろうとしていて止めたのですが、イヤイヤ期の長女は怒り、ギャン泣きを始めました。
しばらく長女を泣き止めせようとアレコレ試したものの、体調が悪いこともあってか、ますます怒るばかり。「病院なのにどうしよう…」と焦っていたところ、次男がアンパンマンの人形をもってきました。
すべり台に登り、アンパンマンの人形を上から滑らせる次男。その様子を見て、アンパンマン大好きの長女は大笑い。すっかり機嫌もなおり、「私も〜!」と次男のところへ行きました。4歳の次男の気遣いと成長に驚いた瞬間でした。
疲れているママにささやいた言葉
その日は帰宅後も、ちょっとしたことで長女が大泣きを始めました。またも色々と試すものの泣き止まず、どうしようか、今日は疲れた…と思っていたところ。次男がきて、私の耳元で「ママ大好き。可愛いよ」とささやいてくれたのです。
普段から「ママ好き」と言うことはありますが、耳元でささやくようなことはありません。「妹が泣き続けママが疲れている」と察し、声をかけてくれたのでしょう。甘い言葉に、疲れも一瞬で吹き飛びました。同時に次男の冷静、かつ思いやりのある態度をみて、親である自分も冷静になりました。
焦る親より冷静な子ども
思えば長男も、弟や妹が泣くと、泣き止ませようとしてくれます。下の子が好きなオモチャをもってきたり、「アイスでも食べようか」とおやつに誘ったり、面白いことをしたり。