「育ってきた環境が違うから、価値観は否めない」なんて歌が昔流行しましたが、この世でもっともわかりあえない間柄、それは嫁と義両親なのかもしれません。
生き方や習慣、そして世代も違うのですから、何もしなくてもわかりあえる、と思うのが大間違い。大なり小なりお互いの努力が必要です。
しかし、その努力が水泡に帰す瞬間もあるもの。そこで今回は、「あぁ、やっぱり舅・姑とはわかりあえないな」と思った瞬間をリサーチしてみました。
こんな言動にイラッ!
「母乳がどうしても出なかった私。義実家でミルクをあげていると姑に、『あらあら、ミルクなの?可哀想ねぇ~』と言われた。ミルク=悪と思っている姑とはわかりあえません」(29歳/専業主婦)
「『実の娘だと思って、なんなりと言ってください』と宣言したし、ひんぱんに義実家に顔を出したり、うちに義両親を招待したり、自分なりに頑張ってきたつもりでした。しかし、ある日、姑に『私たちはしょせん他人だから』と言われて、あぁ、そっか…と張りつめていた糸がプツンと切れました。もしかしたら、いい嫁になれるよう頑張っている私の姿が、負担になっていたのかもしれませんね」(30歳/医療関係)
「うちはおやつは決まった時間にあげたい。でも舅や姑は、いつでもどこでも娘にお菓子をあげる。『決まった時間にあげないと、ご飯がちゃんと食べられなくなるので』と言うと、『まぁ、お菓子くらいいいじゃない。可哀想に』と言われた」(27歳/主婦)
「うちは義理実家を訪れるときは、あらかじめ連絡をいれるようにしている。それが私の実家でも同じこと。どれだけ親しい間柄でも、必ず事前にアポを取ります。ところが舅や姑は、アポなしでやってくる。昨日も、お風呂上がりの遅い時間にピンポ~ン…」(34歳パート)
「義理実家は県外の離れたところにあるので、盆と正月にしか帰省しません。でも、この帰省が憂鬱で仕方ない。なぜなら舅がことあるごとに『太ったなぁ』と言ってくるから。舅にしたら、私はもう家族の一員だから、遠慮なし、という気持ちの表れなのかもしれませんが、夫に言われてもムカつくひと言を、舅なんかに言われたくない!というのが本音です。言われっぱなしはムカつく!と思って5キロのダイエットを成功させてから帰省しても『お、今場所の調子はどうだ』と言ってきた。旦那に『これはれっきとしたセクハラだ』と訴えても、『冗談だから水に流して』で終わらせる。離婚の文字が頭にチラつくこの頃です」(34歳/主婦)