5. 公的年金と私的年金を組み合わせた老後資金の準備を
公的年金の水準や改定内容を知ることで、老後の収支イメージはより具体的になりますが、実際の生活は年金額だけで決まるわけではありません。
働き方や受給開始時期、私的年金の活用など、選択の積み重ねが将来の安心度を左右します。
また、平均額やモデルケースはあくまで目安です。大切なのは、ご自身の加入記録や見込み額を確認し、「自分の場合はどうか」を把握することです。
そのうえで、不足が見込まれる部分をどう補うかを考えていけば、漠然とした不安は少しずつ具体的な対策へと変わっていきます。
制度改正が続く今だからこそ、情報に振り回されるのではなく、仕組みを理解し、自分のライフプランに引き寄せて考える姿勢が重要です。
公的年金を土台に、私的年金や資産形成も組み合わせながら、納得できる老後設計を描いていきましょう。
参考資料
加藤 聖人
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険募集人。証券会社で約8年間、株式や投資信託、生命保険等の販売に携わる。退職後はフリーライター兼個人投資家として活動。金融ジャンルの記事を中心に執筆しつつ、日々のマーケット動向も注視している。
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)