朝、ドアを開けた瞬間に目に飛び込んでくる鮮やかな花々は、一日の活力を与えてくれます。気温が上がり始める春は、植物が健やかに育つため、寄せ植えづくりを始めるのに適した季節。
心地よい風を感じながら土に触れる時間は、ガーデナーにとって至福のひとときとなるでしょう。今回は筆者が2025年春の寄せ植えとして「植えてよかった」と実感した植物を5つ、参考価格とともに紹介します。
記事後半では、春の寄せ植えをセンスよく見せるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. この記事で紹介する「春の寄せ植えに植えてよかった植物」にまつわるあれこれ
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筆者撮影
- 玄関前の寄せ植えに「植えてよかった」春の花&カラーリーフ5選
- 春の寄せ植えを「センスよく見せる」3つのコツ
2. 玄関前の寄せ植えに「植えてよかった」春の花&カラーリーフ5選
2.1 パンジー・ビオラ
春の寄せ植えを愛らしく彩る「パンジー」「ビオラ」2/10
筆者撮影
春の寄せ植えを彩る花として欠かせないパンジーやビオラ。パンジーは比較的花が大きく存在感があり、ビオラはやや小ぶりで愛らしい印象です。
育ててみて実感した一番のよさは、その健気さとタフさ。繊細なグラデーションや個性的な花形も多く、自分だけのお気に入りを見つけるのも醍醐味と言えます。
※参考価格:100円~600円前後(3号ポット苗)
2.2 宿根サルビア
スマートな花姿が涼やかな「宿根サルビア」3/10
筆者撮影
宿根サルビアは、清涼感のある花色とスマートな花姿が、筆者のお気に入りポイント。TOPに使用した寄せ植えの写真には葉のみが写り、花は見えませんが、寄せ植えの背景として活用しました。
春らしい暖色系の花の中に、爽やかなパープルの花が加わることで、寄せ植え全体がグッと引き締まります。
※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)
2.3 カレンデュラ
乾燥に強く育てやすい「カレンデュラ」4/10
筆者撮影
強健な性質で、乾燥にも強いカレンデュラ。少々お手入れを怠っていても、元気に咲き続けてくれる安心感があり、筆者にとっては春の寄せ植えには欠かせない花です。
明るい黄色やオレンジが代表的な花色ですが、近年では派手すぎないニュアンスカラーも登場しています。
※参考価格:150円~300円前後(3号ポット苗)
2.4 ハボタン
春に菜の花に似た小花を咲かせる「ハボタン」5/10
Brookgardener/shutterstock.com
ハボタンは冬の寄せ植えに植えたものを、花が咲く春まで残して再利用。気温が高くなると花茎を高く伸ばして、菜の花に似た愛らしい小花を咲かせます。
冬の間は美しい葉色を楽しめて、春には花を鑑賞でき、ロングランで活躍してくれる頼もしい名脇役です。冬だけで終わらせなくてよかったと、心から思える魅力があります。
※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)
2.5 リシマキア・ヌンムラリア
寄せ植えのワンポイントになる「リシマキア・ヌンムラリア」6/10
Wienz Abud/shutterstock.com
ライム色の葉が鉢の縁からこぼれ落ちるように広がるリシマキア・ヌンムラリア。一株植えるだけでも分岐しながら広範囲に伸び、寄せ植えの土の部分をおおい隠してくれます。
小さなハート形の葉が愛らしく、しだれて風にゆれる姿が涼やか。寄せ植えをおしゃれに見せるワンポイントとして重宝しています。
※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)
3. 春の寄せ植えを「センスよく見せる」3つのコツ
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Daniela Baumann/shutterstock.com
3.1 色彩のトーンをそろえて統一感を演出
センスよく見せるポイントは、色数を絞るか、明るさや鮮やかさといった色のトーンを合わせることです。淡いパステルカラーでまとめて柔らかさを出すと、春らしい雰囲気になります。
また、シックなアンティーク調の色合いで統一して大人っぽく仕上げるのもおしゃれです。同系色でグラデーションをつくると、初心者でも失敗が少なく、洗練された印象になります。
3.2 高低差を意識して立体感を出す
植物の背丈に変化をつけると、寄せ植えに立体感が出て、見映えよくなります。後方に縦に伸びるもの、中段にこんもりと茂るもの、手前に低く広がり鉢の縁から垂れ下がるものを配置しましょう。
「上・中・下」の三段構造を意識することで、平面的な印象がなくなり、視線が自然に広がります。
3.3 葉ものをつなぎ役として活用する
花だけで埋め尽くすのではなく、リーフプランツを異なる色の花同士を調和させるつなぎ役として取り入れるのもおすすめです。花が咲かない時期でも、葉の形や色のコントラストがあれば寄せ植えが寂しく見えません。
質感や形の異なる葉を混ぜることで、花色の鮮やかさがよりいっそう引き立ち、ナチュラルな雰囲気をかもし出すことができます。
4. ドアを開けるたびに春のときめきを感じる寄せ植え
玄関は住まいの第一印象を決める「家の顔」とも言える場所。寄せ植えが一鉢あるだけで、家全体の空気感がふんわりと明るくなります。
筆者が植えてよかったと思えるのは、ドアを開けるたびに心がパッと明るくなり、「今日もがんばろう」という気持ちになれるからです。お気に入りの苗を選び、家族や訪れる人の心を温かく彩る春の寄せ植えをつくってみませんか。
5. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧
さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。
植木鉢の号数とサイズ8/10
出所:LIMO編集部作成
植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。
- 3号鉢…直径9㎝
- 3.5号鉢…直径10.5㎝
- 4号鉢…直径12㎝
- 5号鉢…直径15㎝
- 6号鉢…直径18㎝
これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。
植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。
植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。
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