2. インターネットの比較サイトなどで探した引越し業者とのトラブル
30歳代の女性は、インターネットの比較サイトで安かった業者に依頼。荷物の数は事前に申告したが、訪問での見積りはなかったそうです。
業者からは「2tトラックで入るのでは」と提案され、万が一を考え、提案より少し大きいタイプを指定したとしています。
引っ越し当日、作業を開始したが荷物がトラックにすべて乗らず、事業者からは「これ以上荷物が入らない。今から別の引越事業者を紹介する」と言われたそうです。
作業終了の書類に署名したが、残った荷物は自分で運び納得できないとしています。
40歳代の女性は、インターネットで探した複数の業者から見積りを取ったそうです。そのなかの1社が段ボールを置いていったとしています。
最終的にその業者とは契約しなかったのですが、送料は女性の負担で段ボールを返送するよう言われたそうです。
独立行政法人国民生活センターからは、相談に対して以下の回答がありました。
家具、エアコン、壁や床などの傷や故障は、引っ越しが終了した後に気づきますが、作業でついたものなのか原因が特定しづらいことがあります。
作業後、片付けや手続きに追われ傷や故障の発覚までの期間が空いてしまうと、原因の特定に加えて、荷物の破損、紛失について業者に申し出ができる期間(3カ月)を過ぎるケースも多いと解説しています。早めに点検して、発見することが重要なようです。
見積りは、業者が訪問して実際の荷物や搬入経路を見て行うことが一般的ですが、最近ではオンラインや電話、メールで消費者が荷物の量を業者に申告して行う場合もあります。
そのため、引っ越し当日に荷物がトラックに積みきれなかった事例や、大型家電を運ぶ際に通常の方法では運べないことがわかり、追加料金がかかる事例もみられるそうです。
加えて、見積り時点で業者が段ボールを置いていき、契約をしなかった場合に段ボールの返送費用を消費者に請求する事例は他にもあるとしています。
段ボールを置いていく時点で、返送する際に費用がかかることを消費者に説明する必要があり、トラブルが生じているとしています。
それでは、次のページでこれらの質問や報告に、独立行政法人国民生活センターが回答したアドバイスを紹介します。

