3. 【今後の生活に直結】2026年の物価見通しと家計への影響
年金はある程度物価上昇に対応できるとはいえ、完全ではありません。各家庭でも、家計を守るための努力や工夫が欠かせません。
帝国データバンクの調査によると、2026年の物価動向は、前年と比べて落ち着きを見せています。帝国データバンクの調査によると、2026年2月の食品値上げは674品目と前年比で約6割減少し、春先までは比較的穏やかな推移が見込まれています。
ただし、油断は禁物です。近時の円安進行により、5月以降は輸入原材料やエネルギー価格の上昇を通じて、再び価格が上振れするリスクがあります。
また、人件費や物流費の上昇圧力は依然として高水準で推移しており、緩やかな物価上昇は続く見通しです。
このような状況下においては、家計簿アプリを活用して支出を「見える化」し、無駄な出費を削減することが大切です。
たとえば、食品に関しては特売日を活用し、まとめ買いや冷凍保存で価格変動の影響を抑えることができます。また、光熱費の節約も効果的で、省エネ家電への買い替えや使用時間の工夫で年間数万円の削減も可能です。
紹介した対策は、あくまでも一例です。各家庭で支出状況は異なるため、状況に応じて「何を、どれくらい削るべきか」を考えてみてください。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)