貸金庫とは、銀行の店舗内に設置されている金庫で重要書類や貴重品、思い出の品などを預かるサービスです。元銀行員による金品の窃盗事件が起きたことをきっかけに大きく話題になりましたが、実はどのようなサービスかよく分からない方も多いかもしれません。
ここでは、貸金庫サービスの概要や入れていいもの・ダメなもの、利用のメリット・デメリットについて元銀行員の筆者が解説します。
1. 【貸金庫】事件をうけて貸金庫の規定が改定されている
貸金庫とは、銀行内に設置されている金庫に重要書類や貴重品、思い出の品などを預けられるサービスです。貸金庫にはいくつかの種類がありますが、最近はカードや暗証番号を使って自動で出し入れができる「全自動タイプ」のものが主流となっています。
この貸金庫で大きく注目を集めたのが2024年末に発覚した元銀行による窃盗事件です。金融庁では、こうした不正事案の再発を防止するため2025年に監督指針を大きく改正しています。
いくつかの変更点のなかで、特に影響が大きいのが「格納できるもの」に関する取り決めです。続いての章でくわしく見ていきましょう。