2. 【墓じまい】親族トラブルと金銭負担を防ぐ4つのステップ

もちろん、代々のお墓を今の形のまま守り続けられるのであれば、それに越したことはありません。ご先祖様を大切に思い、お寺との関係を維持することはとても尊いことです。

ただし、維持が生活を圧迫したり、子ども世代の負担になり得る場合は、形を見直す判断も必要です。FPの立場から重要なのは、無理を重ねて家計が立ち行かなくなる事態を避けることです。

2.1 ①管理費の現状を数字で確認

  • 年間管理費はいくらか
  • 誰が支払っているか
  • 将来も継続可能か

感情ではなく、まずは数字で現状を把握します。

2.2 ②独断を避け、目的を共有

  • なぜ今検討するのか
  • 誰の負担を軽減するためか

方向性を共有せずに進めると、後々のトラブルにつながります。早い段階での話し合いが不可欠です。

2.3 ③納骨先と制度の確認

  • 合葬墓・納骨堂・永代供養墓などの選択肢
  • 自治体独自の支援制度の有無

選択肢によって将来負担は大きく変わります。制度活用も視野に入れましょう。

2.4 ④改葬許可証の取得

墓石の撤去は、自治体の「改葬許可証」を取得してから行います。これは法律で定められた必須手続きです。正式な手続きを踏むことが前提となります。