同じ収入同士でも、「お金に困る人」と「お金に困らない人」が存在します。両者の違いは、一体どこにあるのでしょうか。今回は普段行なっている「習慣」という目線から、お金に困ってしまう原因を探っていきましょう!
お金に困る人によくある習慣
「なぜか赤字になってしまう」という方は、無意識のうちにお金を失う習慣が身についているのかもしれません。お金に困る人に共通している習慣をご紹介するので、ご自身と照らし合わせながらチェックしてみましょう。
外食中心の生活
外食ばかりしていると、どうしても食費が高くなってしまいます。スーパーなどで総菜を購入するとしても、そのついでに余計な商品までカゴに入れてしまうケースもあるでしょう。
食費を抑えるため、そして「ついで買い」を防ぐためにも、なるべく自炊生活を心がけましょう。スーパーなどで無駄遣いをしてしまいそうな方は、誘惑の少ないお弁当屋さんを利用するのもいいでしょう。
現金以外で買い物をする
電子マネーやクレジットカードは非常に便利な反面、お金を払った感覚がないというデメリットがあります。その結果、つい予想よりも買いすぎてしまうケースも珍しくありません。クレジットカードの請求額を見て驚く、電子マネーで買ったものを「なんで買ったんだろう」と後悔した、なんて声もよく耳にします。
そんな事態を防ぐためにも、現金以外で買い物をしたときは金額と商品を控えるようにしておきましょう。「お金を使った」と実感することで、無駄遣いを防止できるでしょう。
すぐにお金を使う手段を選ぶ
新たな取り組みをする際、「とりあえずこの商品を買おう」「まずはこのサービスを契約しよう」と簡単に決めていませんか?いわゆる「形から入る」タイプの方は、どんどん出費が膨らんでしまいます。
本は買わずに図書館で借りる、民間のスポーツジムの代わりに自治体が運営している格安のジムを利用するなど、ちょっとした工夫をすれば出費を抑えることができます。すぐにお金で解決しようとするのではなく、「もっと安く済ませる方法はないか」と立ち止まって考える癖をつけておきましょう。
20~30代のうちに考えておきたいお金のこと
習慣を改める決意を固めるには、お金に向き合うことも有効です。とくに20~30代の方は、これからの人生でさまざまなライフイベントが待っています。それぞれのイベントにどのくらいのお金が必要なのか、今のうちに把握しておきましょう。