2. 国民健康保険料の決まり方

国民健康保険料は、全国一律ではありません。

市区町村がそれぞれ定めており、主に次の3つを組み合わせて算出されます。

  • 所得に応じて決まる「所得割」
  • 加入者1人あたりにかかる「均等割」
  • 世帯ごとにかかる「平等割」

老後に注意したいのは、「年金収入」も保険料計算の対象になる点です。

公的年金等控除後の所得が一定額を超えると、所得割が発生し、保険料負担が増えます。

さらに、均等割や平等割は所得が少なくても一定額がかかるため、「収入が減ったのに、思ったほど保険料が下がらない」と感じる原因にもなります。

国民健康保険料は、年金額や自治体によって差が大きいため、老後の生活設計では事前に目安を把握しておくことが重要です。

一例として、東京都新宿区における概算の保険料を見てみましょう。

令和7年度 国民健康保険料 概算早見表(東京都新宿区)1/4

東京都新宿区「令和7年度 国民健康保険料 概算早見表」

出所:新宿区「令和7年度 国民健康保険料 概算早見表(給与/年金のみの場合)」

  • 年金収入0~150万円:月額5342円
  • 年金収入175万円:月額7248円
  • 年金収入200万円:月額9415円
  • 年金収入225万円:月額11582円
  • 年金収入250万円:月額13748円
  • 年金収入275万円:月額15915円
  • 年金収入300万円:月額18082円