2. 「ふつうの人」はひと月どのくらいの年金をもらってる?

厚生労働省年金局「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」で公表された、2024年度末の平均年金月額は下記のとおりです。

【平均年金月額】

  • 国民年金:5万9431円
  • 厚生年金保険:15万1142円

※厚生年金は、併給する老齢基礎年金の額を含めています。

年金額は、国民年金・厚生年金の加入してきた制度や就業期間、収入水準によって異なります。

次の章では、働き方ごとに、ひと月あたりどのくらい年金をもらっているのか、代表的なモデルを見ていきましょう。

3. みんなの年金額はいくら?【平均額一覧】

ここでは、2026年1月23日に厚生労働省年金局から発表された「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」のデータをもとに紹介します。

3.1 2026年度・年金額の平均モデル一覧表

2024年財政検証に基づく年金額分類推計をもとに、2026年度の改定率を反映して算出した平均モデルを紹介します。

※「モデル年金」であり、実際の受給額は個人差があります。

3.2 厚生年金中心の人の平均額≪会社員が長い人≫

会社員や公務員として長く働いた人は、厚生年金が年金額の中心になります。

厚生年金期間中心(20年以上)の①男性と③女性がこのタイプに該当します。

①厚生年金期間中心(20年以上)の男性

  • 月額:17万6793円
  • 平均厚生年金期間:39.8年
  • 平均収入:50万9000円

③厚生年金期間中心(20年以上)の女性

  • 月額:13万4640円
  • 平均厚生年金期間:33.4年
  • 平均収入:35万6000円

同じ「厚生年金中心」でも、就業期間の長さや現役時代の収入差が、そのまま年金額の差として表れているとわかります。