ホンダが▲5%安に迫る急落! 日経平均株価は4日続落

【東京株式市場】 2019年5月9日

株式市場の振り返り-日経平均株価は4日続落、米中貿易摩擦懸念が払拭できず

2019年5月9日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,402円(▲200円、▲0.9%) 4日続落
  • TOPIX 1,550.7(▲21.6、▲1.4%) 4日続落
  • 東証マザーズ株価指数 914.5(▲26.1、▲2.8%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:282、値下がり銘柄数:1,819、変わらず:39
  • 値上がり業種数:2、値下がり業種数:31
  • 年初来高値更新銘柄数:43、年初来安値更新銘柄数:434

東証1部の出来高は16億8,963万株、売買代金は2兆8,655億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米中貿易摩擦の再燃が懸念される中、利益確定売りが優勢となりました。また、決算発表後の銘柄に対する売買も膨らんだことから、売買代金は3兆円を割り込んだものの、相応の水準を確保しています。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。前引け直前には一時▲287円安まで下落しましたが、後場はやや落ち着きを取り戻しました。それでも、最後は▲200円安となる4日続落で引けています。ちなみに、終値ベースで見ると、「平成」最後の日から始まった4日間(10連休を挟む)で約▲900円の下落となりました。今後は下げ止まりの水準が注目されそうです。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となりましたが、下落率は日経平均株価よりかなり大きくなりました。これは、中小型株を含む全般に売りが優勢だったことを示唆していると言えましょう。

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東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は4日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,051万株、売買代金985億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、個人投資家の様子見スタンスは引き続き強く、薄商いという状況ではないにせよ、売買代金は4日連続で1,000億円を割り込んでいます。

また、一部主力銘柄が利益確定売りに押された結果、株価指数が▲3%弱安の大幅下落となりました。1,000ポイント回復を目指す前に、再び900ポイント割れの危機が近づいています。

ファナックやコマツなど機械株が大幅下落、ホンダは▲5%安に迫る急落

個別銘柄では、ファナック(6954)が連日の大幅安となり、コマツ(6301)、日立建機(6305)、安川電機(6506)などの機械株が総じて大幅下落となりました。

また、東京電力ホールディングス(9501)、中部電力(9502)、関西電力(9503)などの電力株が揃って年初来安値を更新し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、りそなホールディングス(8308)、野村ホールディングス(8604)など金融株も大幅安で安値更新となっています。

その他では、前日の決算発表で通期増収減益となったホンダ(7267)が▲5%安に迫る急落となり、トヨタ自動車(7203)も大幅安になるなど、自動車株が冴えない値動きとなりました。

一方、ファーストリテイリング(9983)が続伸し、リクルートホールディングス(6098)は取引時間中に年初来高値を更新しました(終値は下落)。

また、昨年末に史上最大のIPOで注目を集めたソフトバンク(9434)が久々に急騰したのが目を引きました。ただ、依然として公開価格(1,500円)を大きく下回ったままです。

新興市場(東証マザーズ)では、串カツ田中ホールディングス(3547)が一時▲18%安に迫る大暴落となり、シェアリングテクノロジー(3989)やユナイテッド(2497)が年初来安値を更新しました。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。