8. 「平均値」と「自身の受給見込み額」との違いを把握することが重要
本記事では、2026年4月から適用される年金額改定の内容とともに、ライフコース別の年金額例や、実際のシニア世代が受け取っている平均額を紹介しました。
2026年度は国民年金・厚生年金ともに増額され、年金額の改定は老後の家計を検討するうえで重要な判断材料となります。
ただし、改定率やモデル世帯の金額、年齢別・男女別の平均額は、あくまで全体像を把握するための目安にすぎません。
実際の年金受給額は、現役時代の働き方や年金への加入期間、収入水準によって大きく異なるため、ねんきん定期便やねんきんネットを活用し、将来の受給見込額を具体的に確認しておきましょう。
年金改定の数字を正しく理解し、自分の状況に当てはめて考えることが、長い老後を見据えた現実的な生活設計につながります。
参考資料
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」II 各種世帯の所得等の状況
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 政府広報オンライン「年金の手続。国民年金の第3号被保険者のかたへ。」
- 日本年金機構「国民年金の第3号被保険者制度のご説明」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 日本年金機構「令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について」
- 日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」
- 日本年金機構「「ねんきんネット」とは?」
矢武 ひかる