7. 自分の「将来の年金額」を確認する2つの方法

ここまで、年齢や男女別に平均的な年金月額を確認してきましたが、実際の受給額は一人ひとりの就業歴や年金への加入状況によって大きく変わるため、平均額やモデルの数字だけで判断せず、自分自身の年金水準を具体的に知ることが大切です。

その際に役立つのが、日本年金機構が提供する「ねんきん定期便」と「ねんきんネット」です。

ねんきん定期便は、毎年誕生月に送付されるはがきや封書で、これまでの加入期間や保険料の納付状況が一覧で確認できます。

50歳未満の人にはこれまでの実績をもとにした将来の年金額の目安が、50歳以上の人には現在の条件が60歳まで続いた場合の見込み額が記載されています。

ねんきん定期便が届いたら、加入期間に抜けや記載漏れがないかもあわせて確認しておくと安心です。

一方、ねんきんネットは、スマートフォンやパソコンから年金記録や見込み額を確認できるオンラインサービスです。

受給開始年齢を変更した場合の影響や、今後の働き方・収入を想定した試算もできるため、繰下げ受給の検討や老後の収支を考える際に活用できます。

老後設計の第一歩として、まずはご自身の年金見込額から確認してみましょう。