先ほどのデータを見て、「将来に備えて、もっとお金を貯めなければ」と感じた方も多いのではないでしょうか。そこで、誰でもできるお金が貯まる方法をご紹介します。
支出の状況を知る
自分が毎月何にいくら使っているかを把握することで、無駄遣いを抑えるきっかけが生み出せます。会計の際にはレシートを受け取り、毎日ノートに記録しておきましょう。1日に1回その日の出費を振り返ることで、「今日はお金を使いすぎた」「明日から食費を節約しよう」といった意識も芽生えますよ。
お昼ご飯を持参する
仕事がある日のお昼ご飯を外食からお弁当に替えるだけで、食費を簡単に抑えることができます。たとえば、これまでランチ代に1回1,000円払っていた場合、1カ月にすると20,000円にもなります。1回300円ほどでお弁当を作れば、1カ月で1万円以上の節約に。それを貯金に充てれば、1年で12万円以上も貯められます。
クレジットカードの利用を控える
現金のやり取りがないクレジットカードでの買い物には、お金を使った実感が薄れるという落とし穴があります。無駄遣いを防ぐためにも、クレジットカードの利用を一度止めてみましょう。実際に手元のお金が減る様子を見ることで、お金を使うハードルが自然と上がるでしょう。
まとめ
ライフイベントが集中する30代から40代は、支出が増える時期でもあります。予定されている出費だけでなく、突然の怪我や病気にも備え、お金はしっかり貯めておきたいところ。毎日の生活を振り返り、節約できる場面がないかを探してみましょう。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
LIMO編集部