高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが2025年に行った「中高生の教育費負担実態調査」の内容についても一部ご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から「2026年2月・3月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・2026年3月締め切りの奨学金】公益財団法人 孫正義育英財団「第10期財団生(2026年度)」

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奨学金

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公益財団法人 孫正義育英財団は、世界中の若手人材のうち、分野を問わず自らの才能を存分に開花させて志を実現するために、特定の学問専攻、研究、事業展開などを志している者に対し、新しい価値観やテクノロジーに触れながら仲間と交流できる施設及び機会を提供し、 夢を実現するための資金援助を行うことをもって、これからの未来を創り上げる人材として世界へ羽ばたくための様々な支援を行うことを目的とします。

1.1 【返済不要・2026年3月締め切りの奨学金】公益財団法人 孫正義育英財団「第10期財団生(2026年度)」

【対象の課程】大学,専修学校,大学院,短期大学,高等学校,高等専門学校,その他

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2026年1月15日(木)午前10時 ~ 3月3日(火)午後2時 ※日本時間

【支給人数】30人

【支給金額/人】500万円(給付対象となる内容に応じて合理的に必要と認められる金額を支給)
給付対象:
<ア>奨学支援 学費及び生活費(海外留学の場合の留学費用を含みます)
<イ>研究支援 研究を行うにあたって発生する費用及び必要な生活費
<ウ>その他支援 本財団が支援対象と判断した費用

【支給期間】原則、準財団生期間を含む財団生認定期間・準財団生:1年間・正財団生(準財団生が選考に合格した場合):最長5年間(在籍する教育過程の修了時期を加味した上で個々に決定)

【成績制限】あり

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】

【資格・条件】財団生選考への応募時点で25歳以下、かつ1から5の応募資格いずれかを満たしている者について応募可能とします。応募資格のある者のうち、選考委員会による選考を通過した者が財団生となります(原則として準財団生となります)。
1、分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストにて優秀な成績を収めた方。
2、国際的に通用する資格を所持、または団体に所属している方
3、学業や研究活動において、明らかに秀でた成績や成果を持つ方。
4、起業準備中またはすでに自身の経営する事業にて業績を出している方。
5、本財団事務局の論文選考で優れた思考を発揮している方。

【募集団体】公益財団法人 孫正義育英財団

【奨学金概要】募集要領

2. 【返済不要・2026年2月締め切りの奨学金】 公益財団法人米日カウンシル-ジャパン「米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金(2026年度)」

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渡邉利三寄付奨学金は、1学期から1年間にわたる米国または日本への留学を希望する日本人又は米国人の大学生・大学院生に給付される財政援助です。本奨学金は、渡邉利三財団の渡邉利三会長が米日カウンシルに寄贈した1000万ドルの寛大な寄付金を資金源とし、財政援助なしには留学ができない学生に奨学金を給付いたします。

2.1 【返済不要・2026年2月締め切りの奨学金】 公益財団法人米日カウンシル-ジャパン「米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金(2026年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2026年1月12日~2月23日

【支給人数】

【支給金額/人】

【支給期間】1年間

【成績制限】

【所得制限】

【修学支援制度との併用】なし

【他の給付型との併用】なし

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】米国留学希望の大学生、大学院生

【資格・条件】

  • 日本の国籍、または永住権保有者である
  • 現在の在籍する高校、大学、大学院で良い成績を保持している
  • アメリカの大学または大学院に交換留学、または学位取得を目的とした留学をする・計画している方。(応募時大学に申請中のため進学先が未定の場合、又はすでにアメリカで在学中の場合も応募可。ただし、語学留学は対象外。)
  • 留学するにあたって財政援助の必要性を証明できる

【募集団体】公益財団法人米日カウンシル-ジャパン

【奨学金概要】米日カウンシル渡邉利三寄付奨学金

 

いかがでしたでしょうか。

「2026年2月・3月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【中高生の教育費負担実態調査】卒業・新入学、入学後に就学のためにかかった費用は高校1年生の「制服」で8万621円


奨学金は、大学生や大学院生、大学進学予定の学生に給付される場合が多くあります。

しかし、中学校や高校の入学や、入学前後にも多くに費用がかかります。

子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下セーブ・ザ・チルドレン)は、経済的や生活上の困難がある世帯を対象に、中学・高校の入学に関わる費用の一部を支給する「子ども給付金 ~新入学サポート 2025~」を実施しました。

本給付金の利用世帯に対し、中学・高校の卒業・入学にかかった具体的な費用や、政府への要望に関するアンケート結果をまとめた報告書を、2025年10月末に発表しています。

アンケートは2025年8月に実施。本調査では、卒業・入学にかかる費用が前年より高額化傾向にあり、授業料以外に家計を圧迫する私費負担の実態が見えてきました。

なお、本調査は、経済的に困難な状況にある全国46都道府県の保護者(大半がひとり親世帯・女性)436人と、中高生148人から有効回答を得ています。

「卒業・新入学(入学式まで)にかかった費用」についてのアンケート結果では、高校1年生の「制服」にかかった費用の平均額が8万621円です。

また調査した「制服代」「卒業アルバム代」「教科書・教材費」 「パソコン・タブレット代」全項目において、2024年度の調査より金額が上昇しており、特に制服代は中1、高 1 どちらも約1万円増加していました。

また、「卒業・新入学時に必要な支援」についてのアンケートでは、保護者の67.7%、中高生の73%が「制服・運動着などを安く買えるようにすること」と回答しています。

ほかには「学校に必要な教科書や副教材は学校が用意すること」「学校指定品をなくして、安い商品を選べるようにすること」も半数以上が選択する結果となりました。

奨学金制度は、大学生を主な対象としている場合が多いですが、経済的な困難を抱える家庭にとって、中学生や高校生の制服代や学用品費といった教育費の負担も無視できない大きな問題となっています。

参考資料