3. 食品値上げの動向と家計防衛策

帝国データバンクは、食品主要195社の公表資料を基に、家庭用中心の飲食料品の値上げ動向を整理しました。2025年の値上げは合計2万609品目で、2024年(1万2520品目)を約6割上回り、2年ぶりに2万品目を超えています。

背景として、物流費・人件費などサービス由来コスト増の比率が高まるなど、国内要因への変化が指摘されています。

2026年は、4月までの判明分で3593品目と、前年同時期に公表した2025年見通し(6121品目)を下回るペースです。通年では、1万5000品目前後まで到達する可能性を示しています。

値上げは一過性のラッシュではなく、今後常態化する可能性があります。そこで家計防衛の手段として、以下の行動を意識しましょう。

  • 食費の月予算を先に確保し、特売・まとめ買い・代替品などを意識する
  • 固定費(通信・保険・サブスク)を点検する
  • キャリアアップや副業などで収入を増やす

政府による支援は一時的かつ限定的です。行政に頼らなくても健全な家計を維持することが、各家庭における基本です。インフレが続いて家計にとって厳しい時期が続いていますが、しっかりと黒字家計を維持するための取り組みを進めていきましょう。