2. 【事務職を目指している方注目の資格 その2】秘書検定

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秘書検定

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2.1 秘書検定とは

「秘書検定」は、社会人として働くうえで欠かせない基本的な常識やビジネスマナー、対人対応力が身に付いていることを証明できる資格です。敬語の使い方や来客対応、電話応対、文書作成、スケジュール管理など、職種や業界を問わず求められる実践的なスキルを体系的に学べる点が大きな特徴です。

〈3級〉〈2級〉〈準1級〉〈1級〉とレベル別に分かれており、基礎から応用、さらには高度な対応力まで、段階的にスキルを磨くことができます。〈準1級〉〈1級〉では、「筆記試験」と「面接試験」の両方が実施され、いずれも合格することが求められます。

2.2 合格率・難易度

2025年6月22日実施試験における合格率は、1級32.4%、準1級44.5%、2級53.3%、3級71.7%と、全体的に比較的高い水準となっています。特に2級・3級は半数以上が合格しており、基礎から段階的に学べば成果につながりやすい資格であることが分かります。

一方で、準1級・1級では筆記試験に加えて面接試験も課されるため、出題傾向に沿った対策を行い、マナーや対応力を実践的に身に付ける必要があります。

2.3 生かせる仕事・場面

「秘書検定」は、事務職や秘書職に限らず、営業職・接客業・管理職など、あらゆるビジネスシーンで幅広く生かせる実践的な資格です。身に付くのは形式的なマナーだけではなく、相手の意図や立場をくみ取り、先回りして行動する力や、場面に応じて最適な対応を選び取る判断力です。

こうしたスキルは、社内外との信頼関係を築くうえで欠かせません。そのため、新入社員の基礎力向上はもちろん、就職活動中の学生にとっては大きなアピールポイントとなり、さらにキャリアアップを目指す社会人にとっても、自身の価値を高める資格として高く評価されています。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 取得にかかる費用:【1級】7800円 【準1級】6500円 【2級】5200円 【3級】3800円
  • 合格基準:〈筆記試験〉全級とも「理論」と「実技」に領域区分されており、それぞれの得点が60%以上のとき。 〈面接試験〉秘書技能の基本として理解されているかどうかの観点で審査し、理解されていると判断できる場合に合格となる。
  • 公式サイト:公益財団法人 実務技能検定協会