5. まとめにかえて

今回は、最新の司法統計をもとに、相続トラブルが実は身近な問題であることについて解説しました。統計を見ると、トラブルの多くは遺産額5000万円以下の一般的な家庭で起きています。さらに、都市部では不動産中心の相続になりやすく、分けにくさが争いの火種になりがちです。

相続トラブルは解決までに1年以上かかるケースも少なくなく、生活面への影響も無視できません。だからこそ、「うちは大丈夫」と思い込まず、元気なうちに家族で財産の内容や希望を共有しておくことが大切です。まずは相続の基本ルールを知ることから、円満な引き継ぎへの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

参考資料

村岸 理美