1.3 優遇措置③:国民年金保険料の免除・納付猶予
所得が一定以下の場合、国民年金保険料の納付が免除または猶予されます。
免除は「全額」「4分の3」「半額」「4分の1」のいずれかです。
免除・猶予の期間があると将来もらえる年金額は少なくなりますが、未納のままだと年金を受け取れない可能性があります。
お住まいの市区町村の国民年金担当窓口またはお近くの年金事務所で、免除・猶予の相談をしてみましょう。
1.4 優遇措置④:保育料の無償化
現在、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間の保育料が無償化されています。
そして住民税非課税世帯については、0歳から2歳までの子どもも保育料が無償となります。
つまり、住民税非課税世帯は0歳から5歳までの保育料がかかりません。
1.5 優遇措置⑤:高等教育の修学支援新制度
「高等教育の修学支援新制度」は、大学・短期大学・高等専門学校(4年・5年)・専門学校での学びを支える国の制度です。主に以下の2つの支援から成り立っています。
対象となるのは、住民税非課税世帯およびそれに準ずる世帯の学生です。 高校卒業後の進学を控えたお子さんがいらっしゃるご家庭は、ぜひ制度の活用を検討してみてください。
こうした制度を利用できるかどうかは、世帯の所得(住民税)によって決まります。そこで次は、判定の基準となる「住民税」の基本的な仕組みを見ていきましょう。
著者
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1997年生まれ。大学を卒業後、大手証券会社を経てWebライターとして独立。金融・資産運用分野を中心に1000本以上の記事を執筆し、大手銀行系メディアでの実績も持つ。AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格を活かし、専門的な内容を初心者にも分かりやすく伝える記事制作を得意としている。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)