シリーズでお伝えしている「個人投資家向けの株主優待研究」。株主優待制度は、株主は株式を発行している上場企業が提供している商品であったり、サービスの優待券であったりを手にすることができます。株式投資では値上がり益や配当が主な醍醐味ですが、それらに次いで株主優待も人気です。今回は歌舞伎座の株主優待と株価動向について見ていきましょう。
歌舞伎座の株主優待の概要
さて、同社の株主優待の詳細を見ていきましょう。
対象株主
同社株式を150株以上保有の株主
株主優待確定日
- 毎年2月末
- 毎年8月末
株主優待内容
劇場歌舞伎座の招待券(1、2階席)
株主優待カード:本人カード<ゴールド>、ファミリーカード<シルバー>。観劇チケットの発券に株主優待カードが必要です。
株主優待基準
<2月末および8月末>
- 150株以上450株未満:招待券年間1枚、および本人カード1枚
- 450株以上750株未満:招待券年間3枚、および本人カード1枚
- 750株以上1000株未満:招待券3枚、および本人カード1枚
- 1000株以上1500株未満:招待券4枚、および本人カード1枚
- 1500株以上2000株未満:招待券6枚、および本人カード1枚
- 2000株以上3000株未満:招待券8枚、および本人カード1枚+ファミリーカード1枚
- 3000株以上5000株未満:招待券12枚、およびおよび本人カード1枚+ファミリーカード1枚
- 5000株以上:招待券18枚、および本人カード1枚+ファミリーカード2枚
- ※1000株以上の株主は事前のお申込みにより招待券を「ペア指定(2枚ずつの利用)」にすることも可能
有効期間
- 2月末:6月興行分から11月興行分まで有効
- 8月末:12月興行分から翌年5月興行分まで有効
株主優待内容だけではなく、株価にも注意したい
株式投資をされている方で株主優待だけに興味があるという人は少ないでしょう。