1年のうちで、最も冷え込みが厳しくなる季節。そんな時期だからこそ、健気に咲く花々を見ていると、よりいっそう愛おしさが増して、心も温かくなってくるのではないでしょうか。

今年も我が家の庭では、寒さに負けない花たちが元気いっぱいに開花中です。今回は庭で今咲いている花たちを6種、筆者が植えてよかったと実感しているポイントや、参考価格とともに紹介します。

記事後半では、真冬に花を育てる際の管理のコツについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「植えてよかった!真冬の庭で今咲いている花」にまつわるあれこれ

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ピンクの花を咲かせている、ストック

筆者撮影

  • 植えてよかった!真冬の庭で今咲いている《寒さに強い花》6選
  • 園芸歴30年の筆者が実践している《真冬の花の管理》3つのコツ

2. 植えてよかった!真冬の庭で今咲いている《寒さに強い花》6選

2.1 パンジー・ビオラ

寒さに強く、秋から初夏までずっと咲く「パンジー・ビオラ」2/10

花の中心の紫色から外側の白色へのグラデーションが美しい、パンジー

筆者撮影

冬のガーデニングにおいて、これほど心強い存在はないと実感しているパンジーとビオラ。霜が降りた日にシャーベットのように凍りついていても、昼には復活して元気に咲いています。

秋~初夏まで半年近くも咲き続ける花期の長さも魅力のひとつです。

※参考価格:100円~600円前後(3号ポット苗)

2.2 ノースポール

丈夫な性質とシンプルな花姿が魅力の「ノースポール」3/10

白い花を咲かせている、ノースポール

筆者撮影

ノースポールは真っ白な花弁に中央の黄色が鮮やか。強健な性質で、特別な手入れをしなくても次々につぼみをつけて、1株だけでもこんもりと茂ります。

シンプルな花色と花姿で、周りの花ともうまく調和するところがお気に入りのポイントです。

※参考価格:100円~300円前後(3号ポット苗)

2.3 ハボタン

シックで花のように美しいカラーリーフ「ハボタン」4/10

内側は白い葉、外側が緑の葉のハボタン

筆者撮影

古くから日本の正月花として親しまれてきたハボタン。近年ではコンパクトで花と見間違えるほどの美しいシリーズが増え、筆者も寄せ植えにはミニタイプの品種をよく使っています。

冬の間中、ほとんど型崩れすることなく、シックで豪華な雰囲気を演出してくれるリーフプランツです。

※参考価格:200円~800円前後(3号ポット苗)

2.4 カルーナ

枝いっぱいに花を咲かせる小さな常緑低木「カルーナ」5/10

淡いピンクの小花を咲かせている、カルーナ

筆者撮影

カルーナは小さなコニファーのような常緑低木。赤・ピンク・白の米粒に似た小花を、枝いっぱいに咲かせます。丈夫で乾燥ぎみの環境を好み、ほとんど手間がかかりません。

独特なフォルムが草花とは異なる質感を庭に加えてくれるので、植えてよかったと実感しています。

※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)

2.5 ガーデンシクラメン

個性的で温かみのある花が魅力の「ガーデンシクラメン」6/10

濃いピンク色の花を咲かせている、ガーデンシクラメン

筆者撮影

反り返った花弁が燃え盛る炎のようなガーデンシクラメン。個性的な花姿と赤やピンクなどの華やかな色彩が、冬の庭に温もりを与えてくれます。

咲き終わって茎がゼンマイのようにくるんと丸まる様子を見るのも、筆者にとっては楽しみのひとつです。

※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

2.6 ストック

香りのよい花が穂状に咲く「ストック」7/10

ピンクの花を咲かせている、ストック

筆者撮影

ストックはシュッと立ち上がる茎に、美しい花が穂状に開花。一重咲きは素朴なナチュラル感が魅力で、八重咲きはボリューミーで華やかです。

筆者が気に入っているところは香りのよさ。切り花としても優秀で、花瓶に生けて飾り、その香りと美しさを楽しんでいます。

※参考価格:200円~600円前後(3号ポット苗)

3. 園芸歴30年の筆者が実践している《真冬の花の管理》3つのコツ

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白い花を咲かせている、パンジー

jelloyd/shutterstock.com

3.1 寒風と霜から守る防寒対策

筆者は比較的温暖な地域に住んでいますが、花が冷たい北風に長時間当たると、花弁が傷んだり株が弱ったりすることも。とくに夜間から早朝の放射冷却による霜は、植物の細胞を凍結させる原因になります。

冷え込みが厳しい日は、鉢植えであれば軒下に移動し、地植えには不織布やマルチング材を使って、地表の温度低下を防ぎましょう。

3.2 日当たりの確保と置き場所の工夫

冬は太陽高度が低く、夏場は日当たりが良かった場所も日陰になりがちです。光合成を促進するためには、少しでも長く日光に当てる工夫が欠かせません。

鉢植えなら太陽の動きに合わせてこまめに移動させ、地植えなら周囲の樹木を剪定して光を取り込みましょう。

3.3 時間帯を意識した水やりの管理

真冬でも花が咲いているものは水を必要とします。冬の水やりでとくに注意している点は、水を与える時間帯です。

夕方に水を与えると、夜間の冷え込みで鉢の中の水分が凍結して、根を傷めてしまいます。水やりは必ず、気温が上がり始める午前中におこないましょう。

4. 寒さに強い花で静かに春を待つ楽しみ

我が家の庭で今咲き誇っている花たちは、安心して冬のガーデニングを任せることができる冬の定番花ばかり。寒さの中で力強く咲く姿を見るたびに、「植えてよかった」といつも実感しています。

冬は虫の心配が少なく、水やりの頻度も控えめで済むので、忙しい方にこそおすすめできるガーデニングシーズンと言えるかもしれません。お気に入りの花を植えて、春が来るまでのひとときを静かに楽しんでみませんか。

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白い葉牡丹、ピンクのガーデンシクラメン、濃いピンクのカルーナなど、寄せ植えの材料と手袋、スコップが置かれている

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紫やピンクなどボリューミーな花を咲かせている、ストック

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