2019年のゴールデンウィークは10連休。海外旅行や国内旅行、実家への帰省など外出する人が多い一方で、「旅費が高い」「どこに行っても混雑していて嫌」といった理由から自宅で過ごす人もいます。
インターワイヤード社が約4,000名に調査した結果によると、「自宅でゆっくり過ごす」が38%ともっとも多く、次いで「家事をまとめて片付ける」が13%となっています。
折しも季節は春。寒戻りがあった4月を終え、本格的に暖かくなるこの連休中に衣替えをする人も多いのでは?
でも、衣替えって単にクローゼットの衣類を入れ替えるだけでいいと思っていませんか?
実は衣替えにもコツがあるんです。今回は、そのコツを2つお伝えします。
衣替えのコツ①「しまい洗い」をしっかりすること
「しまい洗い」とは、「衣替えの際に衣類をしまう前に、もう一度洗うこと」を指します。「洗ってある衣類をもう一回洗わないといけないの?」と、驚く人も少なくないはず。
でも、しまい洗いをせずにそのまま衣類をしまってしまうと、衣類が劣化するリスクが高まるんです。
しまい洗いをしなかったために起こる代表的なケースは、「黄ばみ」です。
昨シーズンにしまった白いニットを次のシーズンに着ようと、クローゼットの衣装ケースから取り出したら黄ばんでいた!という経験はありませんか?
これは、「しまい洗いをしなかった」ことが原因なのです。
日常的に行う洗濯では、見た目では汚れが落ちたように見えますが、実は見えないシミや汗などの皮脂汚れが残っていることもあるのです。とくに脇や首、襟もとは蓄積したシミが酸化し、変色が起こりやすい部位。一見汚れが落ちているように見えても、しまっているうちに見えない皮脂汚れが酸化して、黄ばんでしまうことがあります。
「しまい洗い」では、前処理で皮脂汚れをしっかり落として黄ばませない!
黄ばみは時間が経つほど落としにくくなるので、気付いたときに処理を行う必要があります。
気になる部分は事前にシミ抜きをしておきましょう。家庭にある「クレンジングオイル」を使えば、脇や首、襟もとの皮脂汚れを簡単に落とすことができます。
やり方はとっても簡単!シミが気になる部分にクレンジングオイルをもみこみ、40℃くらいのお湯(お風呂のお湯ぐらい)に20分ほど浸けるだけ。軽くすすいでから、洗濯をすればOKです。目には見えない皮脂汚れや洗濯だけでは落ち切らなかったシミも落とすことができます。
冬物のコートやセーター、マフラー、スカートなどは、自宅で洗うことができないものもあります。洗濯表示に「水洗いNG」のマークや「ドライクリーニング」のマークがついていた場合には、無理に自宅で洗おうとせず、クリーニング店に依頼しましょう。自宅から持っていくのが面倒な人には自宅まで集配してくれる「宅配クリーニング」もオススメですよ。