3. 単身世帯の資産形成は「早めの家計確認」がカギ

年度末が近づくこの時期は、自分の貯蓄状況を客観的に確認する良い機会です。

年代別データを見ると、おひとりさま世帯の貯蓄額は年齢とともに増える傾向があるものの、中央値に注目すると、実際には十分な資産を持たない層が各年代で一定数存在していることがわかります。

特に30歳代から50歳代にかけては、「金融資産非保有」が3人に1人前後と高く、平均値だけでは実態を捉えきれません。

収入の安定性や資産形成を始めた時期、金融リテラシーの違いが、こうした格差を広げていると考えられます。

貯蓄の多寡を単純に良し悪しで判断することはできませんが、将来の選択肢を広げるためにも、自身の立ち位置を客観的に把握することは大切です。

まずは家計の状況を整理し、無理のない範囲で資産形成を考えていきましょう。

参考資料

加藤 聖人