4. 純金積立はチャンス?リスク?
2025年に見られた金価格の急騰は、インフレを含めた日本経済への不安などが引き起こした面も大きく、今後インフレが落ち着けば、この上昇ペースも止まる可能性があります。加えて、もし現状の円安状況が円高へと転換した場合には、為替の影響で円建ての金価格が下落するリスクもあります。
そのため、高騰した後の現状の価格帯で金を購入することは、2025年のように必ずリターンを得られると言い切ることは難しくもあります。特に、短期的な利益を狙うのであれば、一定のリスクも存在することを許容する必要があります。
とはいえ、長期的な推移を見れば、金価格は右肩上がりの傾向にあります。一時的な価格変動はあっても、長期の投資である「純金積立」であれば、時間を味方につけて資産を育てていくことができるでしょう。リスクがあることを十分に理解した上で、大切な資産を守る「分散投資」の選択肢として、金の積立を始めてみる価値はあるのではないでしょうか。
著者
青山学院大学卒業後、会計事務所にて税理士補助業務に従事。その後、ファイナンシャルプランニング技能士検定1級と社会保険労務士試験に合格。社会保険労務士事務所にて、給与計算や社会保険手続き、労務コンサルティング補助業務などに従事。公的年金、社会保険(国民健康保険)、定額減税制度などのお金に関することや、NISA等の資産運用関係の執筆を得意とする。
監修者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
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