4. まとめ
今回は、60歳から89歳以上の方の年金事情について詳しく見てきました。厚生労働省年金局のデータによれば、年齢における年金受給額の大きな差というのは見受けられませんでした。
しかし、年金は現役時代の働き方や収入が将来受け取れる年金の種類と年金額に大きな影響を与えます。現役時代に、自営業やフリーランスとして働いてきた方は受け取れる年金が国民年金のみですので、国民年金と厚生年金の両方を受け取れる会社員や公務員に比べて、年金受給額は少ない傾向にあります。
また、会社員や公務員においても生涯平均年収が高い場合は受け取れる年金額も多い傾向にありますが、平均年収があまり高い部類でなかった場合や、結婚や出産を機に仕事を辞めたという方は年金も少ない傾向にあります。
そのため、「自分は年金が少ないかもしれない」と不安な場合は、現役時代のうちからNISAやiDeCoなどを活用してコツコツと年金以外に頼れる老後資金を準備しておくことが大事です。
NISAやiDeCoは少額から積立投資ができるため初心者でも始めやすい投資と言われています。まずは、書籍やオンラインセミナーなどを通じて初心者でも始めやすい投資について学び始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2025年(令和7年)平均」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
鶴田 綾