5. まとめにかえて
今回は、厚生年金を「一度の支給で60万円(月額30万円)以上」受け取っている人がどのくらいいるのかを、最新統計をもとに解説しました。
平均月額は15万円台であり、月30万円以上の受給者は全体の0.12%とごく少数です。公的年金は、貯金のように「元が取れる・取れない」で考える制度ではなく、世代間で支え合う社会保険として設計されています。
数字の分布を知ることで、自分の将来の年金水準を冷静に位置づけることができます。年金支給日をひとつのきっかけに、将来の収入や暮らし方について、無理のない範囲で見直してみてはいかがでしょうか。
※LIMOでは、個別の家計診断や資産運用の相談は受付けておりません。
参考資料
- 厚生労働省「令和6(2024)年財政検証関連資料①」
- 厚生労働省「令和6(2024)年財政検証関連資料②ー年金額の分布推計ー」
- 厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しー令和6(2024)年財政検証結果 ー」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
村岸 理美