3. まとめにかえて

今回は新年にあわせて最新データで見る家計の実態として、学歴別の賃金事情と年収別の貯蓄実態を解説しました。

賃金は多くの人で50代後半にピークを迎え、学歴による差も依然として存在しています。一方で、年収が高くても貯蓄が増えていない世帯が一定数あることも明らかになりました。

特に単身世帯では、年収1000万円を超えても「貯蓄ゼロ」というケースが珍しくありません。この結果から見えてくるのは、収入額そのものよりも「お金の使い方」が重要だという点です。

若いうちから少額でも貯蓄の仕組みを作ることで、将来の選択肢は広がります。「まだ先の話」と思わず、今の家計を一度立ち止まって見直してみることも大切です。新年のこのタイミングを、自分なりのお金との向き合い方を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

参考資料

村岸 理美