3. 「子ども・子育て支援金」使い道は6項目

国民から集められた支援金は、どのような目的で使われるのでしょうか。

支援金の使い道は「子ども・子育て支援法」によって厳格に定められています。

児童手当の拡充や、自営業者などの育児期間における国民年金保険料の免除、育児中の時短勤務者への給付など、法律で定められた6つの項目以外には使用できない仕組みです。

こども家庭庁は、国の特別会計(子ども・子育て支援特別会計)で収入と支出を管理し、使い道の透明性を確保するとともに、施策の効果を検証していく方針を示しています。

もし使い道を変更するには国会での法改正が必要となるため、目的外に流用されることはありません。

4. まとめ

「子ども・子育て支援金制度」は、2026年度から2028年度にかけて段階的に徴収額が増額される計画です。

会社員なら年収600万円で月575円、自営業者なら年収300万円で月650円(2026年度試算)など、所得に応じた負担が生じます。

一方で、児童手当の拡充や時短勤務時の給付といった「子育て応援MAP」に掲げられた施策の財源として、使途は厳格に管理されます。

政府が強調する「実質負担ゼロ」の恩恵を実感できるかは、今後の賃上げや社会保障改革の動向に左右されるでしょう。制度の透明性や施策の効果を、私たち国民が厳しく注視していくことが求められています。

参考資料

和田 直子