毎月一定のお金を渡すことは、子どもにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。1つずつ確認してみましょう。

お金の価値を知る

1カ月に使えるお金が決められることにより、お金はそう簡単に得られるものではないと知ることができます。また、お小遣い日を親の給料日に合わせて「これはパパやママが頑張って働いてもらったお金なんだよ」と伝えると、世の中の仕組みを学んでくれるでしょう。

貯金の意味が分かる

高い商品が欲しくなったとき、「数カ月に渡ってお金を貯めれば、欲しいものが手に入る」と知ることができます。欲しいものを得るためには我慢も必要である、と学ぶきっかけにもなるでしょう。そして、目標に向かって我慢をする自制心、目的のものが手に入ったときの達成感も味わうことができます。

このように、お小遣い制では言葉だけの説明ではなかなか分かりにくい「お金の大切さ」や「貯金することの意味」を実感することができます。子どもにどんなことを学んでほしいのかを考えた上で、お小遣いに関するルールを定めておきましょう。

まとめ

定額のお小遣いを与えることは、お金の管理力を自然と身につけられる手段とも言えるでしょう。「お小遣いを一気に使って、今月分はもう残っていない」なんて失敗も、計画的に使うことの大切さを知るきっかけになります。「大事に使ってね」と伝えて渡すと、子どもながらにお金の価値を感じてくれるはずですよ。

LIMO編集部