3. 【生活保護】「家族に知られてしまう?」気になるポイント3選
生活保護の受給を考える際、デメリットや制限が気になる人もいるでしょう。気になるポイントに関して、3つ解説していきます。
3.1 ①車は所有できない?
生活保護の受給中は、基本的に車の所有は認められません。車は資産のひとつであり、処分・売却して生活費に充てなければならないためです。
ただし、例外として所有が認められるケースもあります。
- 公共交通機関が著しく不便な地域に住んでおり、通勤・通院に車が必要不可欠な場合
- 障害があり、通勤・通院に車が必要不可欠な場合
「保護を受ける際は必ず車を処分しなければならない」とは限らないため、まずは福祉事務所に相談してみるとよいでしょう。
3.2 ②家は所有できない?
持ち家がある場合でも、生活保護を受給できる可能性は十分あります。
持ち家も、車と同様に資産とみなされます。居住物件が「まだ築年数の浅い戸建て」のように資産価値が著しく高いわけでなければ、基本的には持ち家に住み続けながら生活保護の受給が可能です。
ただし、持ち家の場合は住宅扶助が支給されません。そのため、自宅の修繕費などは生活扶助で受け取った金額から支出する必要があります。
3.3 ③家族にバレるのが怖い
生活保護の申請をする際は、親族に「申請者を扶養に入れられるか」を確かめる「扶養照会」を行います。扶養照会は親族に生活保護を利用しようとしていることが知られるため、申請をためらう人もいるようです。
しかし、現在は扶養照会の運用が見直されており、状況によっては照会なしで保護が開始されるケースもあります。たとえば、親族が高齢で援助できない場合や、親族と10年以上音信不通の場合などです。
親族に扶養してもらうことが保護の受給要件ではありません。扶養照会を避けたい人は、一度福祉事務所に相談してみましょう。
次章では、生活保護の受給中にしてはいけないことを解説します。