3. 現金・口座振替は「消去法」? キャッシュレスを希望するZ世代の本音
3.1 現金または口座振替(自動引き落とし)で支払っている理由は何ですか?(複数回答可)
- その方法しか対応していないから: 43.3%
- 慣れているから: 35.6%
- 家計の管理をしやすいから: 29.2%
- 残金がわかりやすいから: 16.2%
- その他: 0.6%
現金や口座振替を利用している理由の第1位は、「その方法しか対応していないから」で43.3%でした。
次いで「慣れているから」が35.6%となっており、環境さえ整っていれば別の方法を選びたいという人と、現金のほうが慣れているという人がほぼ同じくらいいることがわかりますね。
3.2 現金または口座振替(自動引き落とし)での支払いについて、どのように感じていますか?
- できればキャッシュレスに切り替えたい: 36.7%
- もっと幅広い支払い方法を選べるようにしてほしい: 34.4%
- 今の方法で特に不便は感じていない: 29.4%
- 手間はあるが選べないので仕方ない: 12.1%
- 今の方法のほうが安心できる: 11.9%
- その他: 0.5%
実際に、現金や口座振替での支払いについてどう感じているかについては、「できればキャッシュレスに切り替えたい」が36.7%、「もっと幅広い支払い方法を選べるようにしてほしい」が34.4%と、キャッシュレスを含めた選択肢がほしいという声が上位を占めました。
一方「今の方法で特に不便は感じていない」という人は29.4%にとどまり、多くのZ世代が現状の支払い環境に何らかの制限を感じているようです。
筆者も、現金のみのお店も利用するものの「QRコード決済かクレジットカードが使えたらいいな」と思うことはあります。とくに友人と一緒にご飯を食べた時には、金額が大きくなることもあるため、現金のみだと大変なこともあります。
小銭がないなどの理由から現金で割り勘ができず、QRコード決済の送金機能でやり取りを済ませた時には、手持ちの現金が心もとなくなることも。事前にこうしたピンチに陥らないように銀行で現金を下ろしておくこともありますが、手間がかかるなと思います。
個人間でのお金のやり取りが現金に限らないことも、決済時には現金以外の選択肢がほしいという声につながっているのではないでしょうか。
Z世代で「キャッシュレスにしたい」という声が高まっているなか、日本のキャッシュレス化の現状はどのようになっているのでしょうか。次の章では、2024年の決済比率を見ていきます。
