ルール1. 交際相手がどういった子なのか把握する

相手の子が、どういった子なのかしっかり聞くことが大切です。最初から根掘り葉掘り子供に聞くと、口を閉ざすので注意が必要です。まずは、趣味や好きなことなどを聞いてみましょう。相手に興味を持っていると知ると、子供も色々と教えてくれるはずです。

もし親が留守がちの子だと、相手の家で長時間2人きりになる可能性があります。そういった場合は「どんなに好きでも、親がいない時は絶対に家に上がってはいけない」とルールを決めましょう。その際、子供の感情に理解を示しつつ「子供が2人きりだとトラブルが起きやすい」と説明するようにしてください。

ルール2. 連絡を取り合う時はリビングでする

恋愛で盛り上がっていると、どうしても勉強に身が入りにくくなります。しかし、小学生は何よりも学業が最優先です。自分の部屋で交際相手とスマホで連絡をとると長電話やLINEを延々としがちになります。恋愛と学業のメリハリをつけるためにも、相手と連絡するのは、親が把握しやすいリビングで行うよう話をしておくことが大切です。

また、相手と連絡をした後に友人に相談するなど夜遅くに別の電話やLINEをし始める可能性もあるので、親がスマホを管理するようにしましょう。

ルール3. 2人で過ごしたいなら親が在宅中のリビングで会う

学校外で会うと、同級生にからかわれたりするので子供が嫌がります。子供が2人で過ごしたいなら「親が在宅中なら家で過ごせる」と事前に伝えておきましょう。

子供部屋だと2人きりになるので、リビングで映画鑑賞やゲームをするなど提案してみてください。親の目が届く範囲で2人が過ごせる状況にしておくよう意識してください。子供を見守りながら、相手の人となりが分かってくるはずです。

まとめ

親が思っている以上に、今の小学生は恋愛に対して積極的です。子供がスマホなどを駆使しているので、どういった状況なのか把握しづらい面もあります。しかし、子供任せでいると2人で勝手に遠出したりなどトラブルが発生しやすくなります。子供の「好き」という感情を尊重しつつ、日頃からコミュニケーションを取って見守っていきましょう。

中山 まち子