小学校4年生くらいになると、男女問わず恋愛に対しての関心が徐々に高まっていきます。筆者自身、最近「同じ学校の○○ちゃんが男子2人からコクられたそうよ」という話を知り合いのお母さんから聞きました。
自分の子供が恋愛にウブだとあまり気がつきませんが、10歳以降になると子供の恋愛にも気をつけなくてはならなくなります。高学年が近づくにつれ恋愛に関する問題や告白して付き合いたい気持ちなど悩み事が増えるようになっているのです。
そこで今回は、イマイチ分かりにくい小学生の恋愛事情をご紹介していきます。大人への階段を少しずつ上り始めた子供たちの、リアルな世界を覗いてみましょう。
イマドキ小学生の恋愛事情
それでは早速、小学生の恋愛事情について説明していきます。
特徴1. スマホなどを使って直接連絡を取り合っている
親世代は、連絡するにも家の固定電話を使用していたので、聞き耳を立てられれば「こんな話をしている」と筒抜け状態でした。しかし、子供世代ではキッズ携帯やスマホを持っている小学生も増え続けており、友人や好きな人と直接相談したり連絡し合っています。そのため、親が把握しにくくなっています。
子供が持っていなくても、放課後友人のスマホを使って連絡し合うということもできるので「自分の子供は放課後のんびりしている」とは一概に言えない状況なのです。
特徴2. 告白ごっこが流行ることもある
告白ごっこは筆者の子供たちが通う小学校で、数年前に高学年の間で流行りました。女子からのアプローチがほとんどだったようです。一時のブームとはいえ、親も子供たちの盛り上がりをセーブすることができませんでした。
ちなみに、通学している小学校は地方都市ならどこにでもある普通の学校です。ありきたりの小学校でも、何かきっかけがあれば告白ごっこが行われるのは自然、と認識した方が良いと言えるでしょう。
特徴3. 少女漫画や雑誌では”彼氏持ち”設定がある
小学生が主人公の少女漫画や小学生向けの雑誌でも恋愛系の話は大人気で、彼氏がいる設定が普通のように描かれていますが、それは空想の世界だけではありません。
筆者の周囲で彼女・彼氏持ちの小学生はいませんが、同じ小学校に通っている「交際している小学生カップル」を地区の夏祭りで2年連続目撃したことがあります。
小学生同士が付き合っている現実を見て、親世代よりも交際スタート年齢が低くなっていると実感しました。これは女子だけのことではなく、男子の中でも姉のいる子はやや恋愛に対して背伸びしていると傾向が強いようです。
小学生の交際は子供だからと放置せずにルールを決める
こうした状況では、放っておくと思わぬ大事になりかねません。「子供の恋愛なんてままごとみたいなもの」と一蹴せずに、ルールを決めましょう。