2. 【最新動向】2025年12月、高市総理が「国民会議」の早期設置を表明
2025年12月17日の記者会見にて、高市総理は「税と社会保障の一体改革」を議論するための「国民会議」を早期に立ち上げる方針を改めて強調しました。
2.1 総理会見の要旨:中・低所得世帯の負担軽減を集中支援
会見の中で高市総理は、給付付き税額控除の目的と議論の進め方について、以下のように述べています。
- 支援の対象: 税・社会保険料負担で苦しむ、特に中所得・低所得層を集中的に支援する。
- 議論の枠組み: 政府・与党だけでなく、野党や有識者も交えた「国民会議」にて、超党派で議論を進める。
- 検討課題: 給付と負担の全体像、社会保障給付との整合性、および正確な所得把握の仕組み(マイナンバー活用等)。
2.2 今後の見通し:制度設計は「切り分け」か「一体」か
現在、与野党間では「国民会議の設置を待たずに、実務的な制度設計を先行させるべき」という意見も出ており、議論の進め方については調整が続いています。
高市総理は、立ち上げの時期についても「各政党と相談し、できるだけ早期に」としており、早ければ2026年早々にも具体的な議論の場が設けられる見通しです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】