6. まとめにかえて
ここまで、年金生活者支援給付金の詳しい要件や、シニア世代の厳しい家計実態について見てきました。
最新の調査結果では、高齢者世帯の半数以上が生活の苦しさを訴えており、月額数千円であっても年金の上乗せ給付が果たす役割は非常に大きなものとなっています。
これから新たに年金を受け取り始める方はもちろん、すでに受給中の方も、所得の状況が変わった際には「自分は対象ではないか」と制度を再確認する姿勢が大切です。
日本年金機構から届く緑の封筒やはがき型の請求書は、いわば「家計を助ける案内通知」ですので、見落とさずに速やかに対応しましょう。
政府が検討を急ぐ「給付付き税額控除」などの新しい支援策にも期待が寄せられますが、まずは現行の制度を漏れなく活用し、暮らしに少しでもゆとりを生み出していきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 日本年金機構「老齢基礎年金を新規に請求する方の請求手続きの流れ」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求手続きのご案内リーフレット」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
マネー編集部社会保障班