4. 年金生活者支援給付金はどうやって請求する?

年金生活者支援給付金は、条件を満たしていても自動的に支給されるわけではありません。

原則として、本人が請求手続きを行う必要があります。

新たに対象となった人には、毎年9月頃を目安に「年金生活者支援給付金請求書」が日本年金機構から郵送されます。

必要事項を記入して返送すれば手続きは完了し、申請した月の翌月分から給付が始まります。

郵送が難しい場合は、オンライン申請も可能です。

注意したいのは請求期限です。

2025年度に新たに対象となった人の場合、2026年1月5日までに請求書を提出すれば、2025年10月分までさかのぼって支給されます。

しかし、期限を過ぎると遡及支給は受けられず、本来もらえたはずの給付金を失ってしまいます。

なお、これから老齢基礎年金を請求する人については、年金の請求書と一緒に年金生活者支援給付金の請求書が同封されており、同時に提出することで、初回の年金振込から給付金も支給されます。

一度受給が始まれば、翌年度以降に毎年申請し直す必要はありません。

5. 忘れずに年金生活者支援給付金を申請しよう!

年金生活者支援給付金は、年金の生活を支えるうえで重要な制度です。

物価高が続いているため、特に支出を切り詰めながら暮らす人にとって、毎月数千円ほどの給付があれば家計の助けになるでしょう。

一方で、申請を忘れたり期限を過ぎたりすると、受給できるはずだった給付金を逃してしまいます。

案内が届いた場合は、内容を確認し、早めに対応することが大切です。

また、自分自身だけでなく、家族や身近な人の中に対象となる可能性がある人がいれば、制度の存在や申請が必要であることを伝えておくと安心です。

制度を正しく理解し、受け取れる給付は確実に受け取るようにしましょう。

参考資料

苛原 寛