街に年末ムードが広がり、「今年はどんな一年だったかな」と振り返る時期になりました。そんな中、気になるのがこの1年で大きく動いた株価です。「イオンの株価、いつの間にかかなり上がっていない?」と感じた方もいるのではないでしょうか。

2025年のイオン(8267)は、年初来安値から年初来高値まで2倍以上の値動きを見せ、株主優待の拡充も話題となりました。今回は、最新の株価や主要指標、1年の値動きに加え、株主優待や権利確定日までを整理し、年末時点で押さえておきたいポイントを解説します。

※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています。

1. 【イオン(8267)】株価:12月23日の終値は2427.5円

2025年12月23日のイオンの株価の終値は2427.5円でした。

配当利回りなど各指標も確認しましょう。

  • 株価(終値):2427.5円
    • 前日比:+17円
  • PER(会社予想):160.44倍
  • PBR(実績ベース):5.58倍
  • 配当利回り(会社予想):0.56%

なお、イオンの株価の年初来高値と年初来安値は以下の通り。

  • 年初来高値:2920円(2025年11月25日)
  • 年初来安値:1146円(2025年1月14日)

イオンの株価のここ1年の値動きもチャートでみてみましょう。

イオンの株価チャート1/1

イオンの株価チャート

出所:各種資料をもとに筆者作成

イオンの株価は1月に年初来安値をつけてから少しずつ上昇していましたが、夏ごろから上昇し10月半ばには2000円超、11月25日に年初来高値の2920円をつけ、年初来安値の2倍以上となりました。

なお、本日の主要指数は以下の通りでした。

  • 日経平均株価:5万412.87円(前日比+10.48円)
  • TOPIX:3423.25円(前日比+18.08円)

2. アジア最大級の小売企業「イオンとはどんな会社?」株主優待の中身もチェック!

イオンは、1758年創業の岡田屋を源流とする、日本発の総合小売グループです。純粋持株会社のイオン株式会社のもと、小売、商業施設開発、金融、サービスなど幅広い事業を展開し、日本国内に加え中国やASEAN各国でも事業を行っています。

「お客さま第一」を基本理念に掲げ、連結営業収益約9.5兆円規模のアジア最大級の小売企業として成長を続けています。

2.1 2026年2月には優待拡充「イオンの気になる株主優待」とは

イオンは2025年9月1日に1株を3株に株式分割しました。これに伴い、株主優待制度の一部が拡充されます。

イオンの株主優待の一つである「イオン株主様ご優待カード(イオンオーナーズカード)」。

買い物の際にオーナーズカードを提示し、現金またはWAON、イオンマークのカードでのクレジット払い、イオン商品券、イオンギフトカードのいずれかで支払うと、合計金額に対して以下の持株数に応じた返金率を乗じた金額が半年ごとに還元されます(※専門店など一部の会社や店舗では現金払いのみ特典適用)。

  • 100~199株:1%(NEW)
  • 200~299株:2%(NEW)
  • 300~1499株:3%
  • 1500~2999株:4%
  • 3000~8999株:5%
  • 9000株以上:7%

こちらについて現行制度は変わりありませんが、株式分割により来年2月には新たに100株~199株の1%と200~299株の2%が拡充される予定です。

3. 【イオン(8267)】権利付最終日:2026年はいつ?

最後にイオンの2026年の権利付最終日を確認しましょう。権利付き最終日とは、配当や株主優待を受け取る権利を得るために、その株を保有しておく必要がある最終日のことをいいます。

3.1 イオンの2026年の権利付最終日

  • 2026年2月25日(水)
  • 2026年8月27日(木)

※詳しくはご利用の金融機関でご確認ください。

4. まとめにかえて

2025年のイオン(8267)の株価は、年初来安値をつけた1月以降、徐々に上昇し、11月には年初来高値を更新しました。この1年で株価は2倍以上となり、株主優待拡充や株式分割といった制度面の動きも注目を集めています。

配当利回りやPER・PBRといった指標をあわせて見ることで、株価の位置づけをより立体的に理解できます。年末年始は、株価チャートや優待内容を落ち着いて確認できるタイミングでもあります。

今後の投資判断に向けて、優待の権利確定日や市場全体の動きとあわせてチェックしておくとよいでしょう。

参考資料