4. まとめにかえて
後期高齢者の医療費負担割合は、単身世帯で年収約383万円以上、複数人世帯で年収約520万円以上であれば、3割になります。年金収入が多い人や、年金以外の収入がある人、一時的に収入が増えた人は、注意が必要です。
医療費の負担を緩和する制度として「高額療養費制度」もあります。負担額を抑えるためにも、医療機関での受診や入院が増える際は、有効活用しましょう。
参考資料
- 厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」
- 厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「(参考)医療保険制度の「現役並み所得者」について」
- 厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
- 北海道後期高齢者医療広域連合「医療を受けた時の自己負担について」
石上 ユウキ