4. まとめにかえて
今回は、厚生労働省年金局の資料をもとに令和シニアの年金事情について詳しく見てきました。
2025年度の国民年金と厚生年金の年金額例によれば、国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分):6万9308円は、厚生年金(夫婦2人分):23万2784円となっています。
これは、年金額例とあるようにあくまでモデル例です。記事内でも記述しているように、私たちが将来受け取る年金は現役時代の働き方や収入によって個人間で差があります。
例えば、夫婦ともに現役時代に会社員や公務員として長く働いてきて、それなりに収入も高かった場合は、将来受け取れる年金額も多い傾向にあります。
しかし、夫が自営業やフリーランスで妻は専業主婦だったというケースだと夫婦ともに受け取れる年金は国民年金のみとなり、夫婦ともに会社員だった場合と比べると年金は少ないです。
いま現役世代の方たちは、老後資金を準備する際はご自身の働き方や収入によっては年金額が少ない可能性がある点についてしっかり意識しておくことが大事です。
また、ねんきんネットで将来の年金見込額を確認してより具体的に老後に年金だけで不足する老後資金額を算出し計画的に老後資金準備の計画を立てることも大事でしょう。
参考資料
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構 年金用語集「た行 特定事業所」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
鶴田 綾