2月の年金支給日を前に、「今回はいつもより少し多い?」と感じる人がいるかもしれません。
低年金の高齢者などを支える年金生活者支援給付金は、対象者であれば老齢年金などに月額1万900円が上乗せされる人もいる制度です。
物価高が続くなか、暖房費や食費の負担が重くなりやすい冬場には、家計への影響も小さくありません。
ただし、この給付金は誰でも自動的にもらえるわけではなく、年金の種類や所得状況によって対象が分かれ、請求が必要なケースもあります。
2月支給分を前に、制度の全体像を整理しておきましょう。
1. 2025年度の給付はいくら?基準額の考え方
「年金生活者支援給付金」は、公的年金等の収入金額やその他の所得が一定基準に満たない場合に受け取れる給付金です。
老齢年金、障害年金、遺族年金のそれぞれの年金に給付金が設けられており、2カ月に一度、公的年金に上乗せして支給されます。また、給付額は公的年金と同様に、年度ごとに見直しがおこなわれます。
1.1 年金生活者支援給付金「2025年度の給付額」はいくら?
2025年度の「年金生活者支援給付金」の給付額は、前年度より+2.7%引き上げられており、6月支給分の「4・5月分給付金」から増額率が適用されています。
各給付金の2025年度月額は以下の通りです。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5450円(※基準額)
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円・2級5450円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
なお、老齢年金生活者支援給付金については、上記を基準額として、保険料納付済期間などをもとに実際の給付金額が計算されます。
