就活で採用を勝ち取るには「どうすればいいか」と考えるだけでなく、「なにをやってはいけないか」も一緒に知ることが大切です。特に採用担当者と直接顔を合わせる面接では、緊張のあまり、ついNG行動をしてしまうこともあるでしょう。そこで今回は、就活中に気をつけておきたい行動をご紹介します!

就活生が気をつけたいNG行動3つ

まずは、面接中に意識しておきたい項目をお伝えします。採用担当者や人事部に悪い印象を持たれないためにも、以下のことに注意しておきましょう。

優先順位をつけずに話す

仕事において、優先順位をつけて行動するのは基本のこと。上司からの質問に対し、結論を言わずに長々と答えるのは避けるべきでしょう。

面接でも同様に、優先順位に沿って回答することが重要です。「起承転結」にこだわりすぎず、最も伝えたい結論を優先して伝えるようにしてください。

質問をしない

面接の最後に「何か質問はありませんか?」と尋ねられた際に、「ありません」「大丈夫です」と答えるのはNGです。質問がないということは、会社や仕事に対して興味がない、もしくは勉強不足で知識がないと捉えられてしまいます。事前に質問を用意しておき、第三者に「この質問は適切か」と確認しておくといいでしょう。

ビジネスマナーを守れない

面接が終わった後、気が緩んでエレベーターや廊下で私語をしてしまってはいませんか?特にエレベーターのなかには、「私語は禁止」とシールを貼っている企業もあります。「ビジネスマナーが身についていない」と捉えられないためにも、面接以外の場も気を引き締めておきましょう。

面接に慣れたビジネスパーソンの目線は?

続いて、これまでに何度も就活生と対面したビジネスパーソンの意見を聞いてみましょう。彼らは、どのような目線で就活生をチェックしているのでしょうか。

黒のリクルートスーツは違和感がある

「黒いスーツで就活を行なっている人も多いですが、あれは冠婚葬祭のときに着るのが一般的です。面接で着てこられると、なんだか違和感を覚えますね。チャコールグレーやネイビーブルーのスーツがベターでしょう」

靴まで気を使っているか

「足元まできちんと気を配っている人は、見た目に対する意識が高いと感じます。靴が磨かれているかどうかだけでなく、スーツやベルトの色との相性も考えているかも見ています。ベルトと靴の色がバラバラだと、ちょっと変な感じがしますね」

首元もチェック

「ネクタイがうまく締まっていないと、アラが目立ってだらしなく見えます。また、シャツは首回りや袖丈が美しく見えるものが望ましいですね。また、首回りがゆったりめだと、ピシっとしていないように受け取ってしまいます。」

リクルーターや採用担当者の心理を紐解く