では何が「いいな」と思わせるのでしょうか? それは「その人がまとう雰囲気がその人自身にしっくりきているとき」ではないでしょうか。たとえば、当人が自分に一番似合っている服を着ている、表情をしているときなどに周囲は好感を抱くものです。

「似合う」というのはつまり「その人の美しさを引き出している」ということですよね。

キレイになるためには流行の服を着ればいい、やせればいい、だったらわかりやすいかもしれません。が、人は十人十色。その人の持つ輝きはその人特有のもの。みんなと同じことをやれば自分の美しさが磨かれるかというと、そう単純でもないのかもしれません。

自分の美しさを引き出すものを見つけること。これが大事なのです。そのためには自分を知らなくてはなりません。

自分に似合う美しさとは

女優さんがどんどん美しくなるのは、常に自分の姿を突きつけられるからではないでしょうか。自分を客観的に見る機会が多いほど、自分に似合う色、髪型、服、日々の姿勢などが見えてくると思います。

育児中ママは自分を振り返る時間もとれません。自分のことって、わからないですよね。なので「いいな」と感じるママを研究してしまいましょう。

先にも述べたように他人に感じる美点は自分にも通じるもの。トライアンドエラーで、素敵だなと思うところを(こっそり)マネしてみてはいかが? 自分の思いがけない魅力に気づくかもしれませんよ。

この春、眠れる自分の魅力を自分自身の力で呼び覚ましましょう!

シマダマキ