12月に入り、冬のボーナスを受け取った方もいるのではないでしょうか。家計に少しゆとりができる一方で、「同年代の人はどれくらい貯蓄しているのだろう」と気になる方もいるかもしれません。
今回は、J-FLECの最新調査をもとに、40〜70歳代の貯蓄額(平均・中央値)や貯蓄ゼロ・2000万円以上の割合を整理しました。単身世帯と二人以上世帯に分けて、年代ごとの特徴をわかりやすく確認していきます。
1. 【冬のボーナス】「みんなの平均額はいくら?」冬季賞与がもっとも高い業種は?
厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、2024年の「冬季賞与」平均額は41万3277円で前年対比で2.5%の増加となりました。賞与を支給した事業所は全体の約78%で、従業員30人以上の事業所については約93%が賞与を支給しています。
また、賞与の支給額は業界によっても大きく異なります。
冬季の平均賞与額が高い順にみると
- 電気・ガス業:94万3474円
- 情報通信業:70万7303円
- 金融業・保険業:64万1032円
と全体平均を大きく上回る結果となりました。一方で飲食サービス業は8万3199円となっており、業界によって支給額が大きく異なることが分かります。
