4.2 「国民年金」男女別平均年金月額・受給額分布
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
受給額分布(1万円刻み)
- 1万円未満:5万1828人
- 1万円以上~2万円未満:21万3583人
- 2万円以上~3万円未満:68万4559人
- 3万円以上~4万円未満:206万1539人
- 4万円以上~5万円未満:388万83人
- 5万円以上~6万円未満:641万228人
- 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
- 7万円以上~:299万7738人
国民年金の平均年金月額は全体で5万円台です。男性は6万円台、女性は5万円台と4000円ほどですが男女差が見られます。
「6万円以上~7万円未満」が最も厚い受給層となっており、多くの人が満額に近い年金額を受け取っていることが読み取れます。
5. まとめ
今回は最新データ、厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、今のシニア世代が受け取る国民年金・厚生年金の平均年金月額について解説しました。
「人生100年時代」とも呼ばれ、老後の暮らし方や働き方や健康など様々なことに対して、悩まれている方も多いのではないでしょうか。日本人の平均寿命は延びていますが、出生率は下がっています。
そのため公的年金制度の存続が危ぶまれたり、働く世代への負担が大きくなることなどの問題もあります。安心できる老後生活を迎えるために、計画的に資金の準備またはライフプラン作成などすすめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
マネー編集部年金班
