みなさんは「都営住宅」をご存知でしょうか。
都営住宅は、東京都が運営母体となっている「公的賃貸住宅」です。
東京都住宅政策のホームページによると、 対象となるのは所得の低い方で、住宅に困っている方。主に「家族向け」(夫婦等家族で入居する場合)と「単身者向け」(60歳以上の方や身体障害者の方などが対象)があります。
※都営住宅の他に「都民住宅」もありますが、こちらは主に中堅所得者(都営住宅の所得基準を超える方)を対象とした賃貸住宅であり「家族向け」です。
また、昨今の物価上昇の折、民間の賃貸住宅に比べて格段に家賃が安い都営住宅は、特に低所得世帯からの需要が高くなる傾向にあります。
本記事では、2025年8月に実施された都営住宅の「定期募集」における「目黒区」「大田区」「杉並区」の抽選結果(単身者向け)について記載しています。
1. 【都営住宅】2025年8月都営住宅定期募集「目黒区」の抽選倍率は驚きの「397倍」
JKK東京より公開されている「令和7年8月都営住宅入居者募集区市町別倍率表」によると、各区の倍率は以下の通りです
1.1 「目黒区」単身者向け住宅の倍率
募集戸数「1」に対し、申込者数「397名」となっており、倍率は「397」という結果になっています。
1.2 「大田区」単身者向け住宅の倍率
募集戸数「15」に対し、申込者数「710名」となっており、倍率は「47.3」という結果になっています。
1.3 「杉並区」単身者向け住宅の倍率
募集戸数「2」に対し、申込者数「107名」となっており、倍率は「53.5」という結果になっています。
